2009/07/24

フィリピンで蚊にさされ熱がでた!マラリアの恐怖!

こんにちは

今回はフィリピンの山奥を旅し
特にパラワン島に長期滞在した人が
特に心配なマラリアについて
お伝えしたいと思います。

マラリアの病名は日本人でも蚊によって媒介する
恐ろしい病気として知られていますが、
実際旅行中に蚊に刺されないようにすることは
ほぼ不可能なことです。

せいぜい注意して虫除けスプレーを使ったり、
朝方や夜の涼しい時間帯になるべく肌を露出しないようにして
防ぐぐらいしか対策はありません。

特に就寝中が一番危険なので蚊帳を使うのは一番効果的な
蚊を防ぐ対策の一つだと思います。

実際マラリアを伝染する蚊と普段町中でみる蚊は違うのですが
素人の目でその違いを判断するのはむずかしいし、
それがわかったとしてもあまり役に立つわけではないので
詳しいことには触れません。

興味ある方はインターネットなどで調べてみてください。

フィリピンに分布するマラリア原虫の種類は
あいにくたちの悪い熱帯熱マラリア原虫が大部分をしめ
手遅れになると死亡するケースも多々あります。

ですがすぐに治療をすれば完治できる病気でもあり
マラリアの疑いのある症状がでた場合には
すぐに医者に診て貰うことをお勧めします。

マラリアの症状はマラリアが多い地域を旅行してから
1週間から2週間後に急に40度以上の高熱がでて
激しい悪寒や大汗をかき、その後2日か3日おきに
熱がさがったり上がったりをくりかえします。

ですからまずは旅行する地域にマラリアがいるか
良く調べてから出かけるようにし、
もしマラリアの多い地域を旅行して1週間から2週間後に
高熱を出した場合はすぐに医者に診て貰いましょう。

フィリピンの厚生省管轄の各地にある事務所
《Department of Health) では
医者がマラリアと診断した患者に対し
きちんとした診断書があれば無料で特効薬を
提供します。

お得意の医者をもっていない旅行者の方などは
近くの私立病院にすぐに駆けつけることを
お勧めします。

マラリアの診断はその特異な症状と
血の検査によってどこの病院でもすぐに
判明します。

早期に治療すればすぐに治るものなので
我慢せずに医者に診てもらうようにしましょう。

フィリピンの中で特にマラリアが多い地域はパラワン諸島で、
もしそこに旅行を考えている方はマラリア予防薬を医師と相談して
服用することもできます。

ただマラリア予防薬は服用しつづけないと効果がありませんし
妊婦や子供は薬の特別な配慮が必要ですので注意してください。

いちようフィリピンの中でも
ボホール島(Bohol Island),
ボラカイ島(Borocay Island),
カタンドアネス島(Catanduanes Island),
そしてセブ島(Cebu)には
今の所マラリア原虫が確認されていませんので
そこにだけ滞在する場合はあまり心配はいらないようです。

逆に言うとパラワン島に旅行してから
セブ島でマラリアが発病した場合
特効薬が手に入りづらいことがありますので
注意してください。

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