こんにちは
今日は前回のつづきで医者選びについて
話をつづけていきたいと思います。
前回医者選びが大切だと話した内容について
以前こんな質問がありました。
腹痛をおこして病院にかけこんだ場合、
何科の先生に診てもらったらよいでしょうか?
腹痛の場合でも症状によっては食中毒や赤痢など内科の
専門分野に入る場合もあれば、
盲腸炎などの外科の専門に入る場合もあります。
専門が細分化しているのは日本でもそうですが、
フィリピンの場合アメリカを模倣して専門の違いがはっきりしていて
内科の領域のことは外科の先生はいっさい手をつけません。
ですから時には盲腸炎で入院しても、
糖尿病や高血圧をもっている患者は、内科の先生も主治医に加わり、
一人の患者に2-3人の専門家がつくこともあります。
フィリピンでは自分の知っている各専門の先生を
自由に指名することができますので、有名な先生の名前を
知っておくと便利なのですが、
ただ一人一人専門の先生を指名するのは
時に面倒であったり、
いくつもの専門家をとる必要性がわからなかったり、
また あまり相性の良くない先生たちを
集めてしまうことにもなりかねませんので
私のお勧めはやはり
一人良さそうな内科の先生を知っておき、
できれば定期的に彼に診てもらい
親しい間柄をつくっておくこと
それが一番安心できフィリピンで快適にすごすコツでもあります。
ここでのポイントはよくその先生に会い、彼の携帯電話番号をもらえるほど
親しくなっておくことです。
これはあくまでも長期滞在する方へのアドバイスですが
かかりつけの医者として普段こまめに会い、先生におぼえてもらえれば
緊急で病気になったときなど
いざという時すぐに連絡して相談でき
入院などの適切なアドバイスももらうことができます。
そして入院の手続きなど前もってその先生が準備して下さることもあります。
その時の病気が外科の手術を必要とする場合でも
その先生が彼の信頼する外科医を紹介して下さるので
親切にまた安心して診て貰うことができます。
医者のほうも知り合いの患者にはいい加減にできないので
親切に責任をもって診てくれます。
ですからフィリピンでながく住む予定の方は近くで信頼できる内科を
さっそく探すことをお勧めします。