さて今日はフィリピンでよく使われる薬について
ご紹介したいと思います。
フィリピンの薬はすべてアメリカやインドなどの
外国産でブランド名が確立して売られている薬は
ほとんどがアメリカなどの大製薬会社の製品です。
医師はおおやけに薬を販売できないので (なかには最新でなかなか
手に入らない薬をアメリカから取り寄せ患者に売っている医師もいる。)
根本的には患者さんが処方箋をもって町中にある薬局で買って飲むシステムです。
ですから処方された薬を買うか買わないかは患者の個人の責任であり
医者は最善と思われる薬を処方するアドバイス料で生計を立てています。
同じ成分の同じ成分量でできている薬であってもブランドが知られている
アメリカ産の薬などはインドのジェネリック薬に比べて2倍も3倍も値段が
違い、患者は自由に選んで薬局で買うことができます。
一般的に医者はよく研究され効果がしっかりと発表されているブランド名の
薬を好み、患者にもブランド名で処方箋をだします。
ですがそのブランド名の薬を買うか買わないかは患者の自由です。
薬局で買うときそのブランド名を見せジェネリック薬はあるかと聞けば
たいがいインド産の同じ成分でできた安い薬をくれます。
アメリカ産のものであってもあまり知られていない製薬会社の薬は若干安く
ジェネリックとして販売されています。ですから例えジェネリックといえど
値段がピンから桐まであるので薬局でよく聞いて購入してください。
フィリピンの法では抗生物質などの薬は処方箋なしで買うことはできないはずなのですが
やはり薬局もビジネスなので ある一部の劇薬を除き、たいがいの薬は処方箋なしでも
買うことができます。
フィリピンで頻繁に使われ、簡単に買える薬をしたに紹介します。
Paracetamol(パラセタモール)
解熱剤と痛み止めで頭痛薬としても使われ成人用の一粒は500mgの成分量で売られています。 高熱のときには一日最大6粒まで処方されることもあります。有名ブランド名はBiogesic(バイオジェシック)です。比較的副作用がないことでよく使われますが大量に飲むと肝臓に負担がかかるのでお酒を多く飲む人には注意が必要です。
Bioflu(バイオフル)
これはブランド名の薬で一粒7ぺそぐらいで売られている風邪薬です。ちょっとした鼻水、くしゃみ、微熱に効きます。成分としてParacetamolも含まれるので飲み過ぎには注意、少々眠くなるので服用後車の運転は控えてください。
Buscopan(ブスコパン)
これは急な腹痛のときよく使われる’ブランド名の薬で10mgの小さな白い粒薬です。腹痛のときには一日3回まで飲むことができますが、眠くなりますので運転は控えてください。
Kremil-S(クレミルエス)
胃の痛みをやわらげる’薬で食後一時間に飲むと効果が高まります。Antacid(アンタシッド)ともよばれてちまたでよく使われ胃のむかむか感をおさえ胃潰瘍の症状をやわらげます。ただ腎臓に負担がかかるので腎臓に疾患がある人は飲まないでください。
他のよく使われる薬は症状とあわせて紹介していきたいと思います。
それではお元気で
0 件のコメント:
コメントを投稿