2009/07/01

まず はじめに

はじめまして

私は海外の貧しい国に医療ヴォランテアをするのが夢で、
いろいろな出会いの結果、フィリピンのセブ市にある
フィリピンではそれなりに有名な医学部(トップ3に入るらしい!?)
CIM大学を卒業しました。

その後セブアノ語でフィリピン人を相手に
セブ市のチョンホア病院、ビセンテ ソットー病院、ヴェレス病院で研修をうけた後
ミンダナオ島にあるサンボアンガ デル ノーテ州立病院でさらに研修を積み
いまはその近くの町で町健康センター所長アシスタントとしてヴォランテアしています。

フィリピンで医療に携わってもう8年になるのですが、
その間、日本人の友人や知人、旅行者の方から
フィリピンの医療システムや医者の質、
また薬に関してさまざまな相談がありました。

その中で同じような質問、または相談が多くあったので
今回、ブログで紹介しようと思い執筆にあたりました。

私がいままでよく受けた日本人の方の相談内容を
いろいろ紹介していきたいと思います。
ぜひ皆さんの参考になれば幸せです。

マニラには日本人会の医療団体や
アラバンにある神戸クリニックの山本先生など
病気の相談をできるところがあるのですが、

私が活動していたセブ市や現在いるミンダナオ島には
日本人医師が常にいる病院や団体はなく、
良い医者にかかりたくても英語で自分の症状を説明しなければならず、
フィリピン人医師と日本人の患者さんとの間で
よく誤解や不満が多発しています。

特に薬や手術のオプションを医者が説明しても
日本人はそれがあまり理解できず、
こわいので何もするなと医療拒否をするケースも多々ありました。
そういうケースも含めて実際にあったこと
聞いたことなど紹介していきたいと思います。

また私が知らない情報をもっている方、
コメントや訂正などがありましたら
どしどしメールをください。
フィリピンで病気で困っている方をサポートするために
よりよい情報を提供できるよう参考にさせていただきます。

それではよろしくお願いします。